レトルトカレーは温めずに食べれる?非常食に最適な温めないカレー!
2018/06/20
レトルトカレーは温めずに食べても大丈夫?
この問いは東日本大震災の時に多く挙がった声です。当時は電気やガスも十分に使えない。そもそも温めるための水がもったいない。しかし、手元にレトルトカレーがある。このような状態は災害時では珍しくありません。
レトルトカレーは温めずに食べれるの?答えは「Yes!」です。しかし、美味しくありません。
レトルトカレーは、すでに調理済みのため温めずに食べることは可能なのですが、カレーには肉の脂やゼラチンが入っています。自宅でカレーを作ったことがある人は分かるかと思いますが、これらは常温で固まります。
つまり、レトルトカレーは温めずに食べることは出来るのですが、粘度が高かったり、油が浮いて固まっていたりして、美味しく食べることは出来ません。
しかし、グリコが発売する「温めずにおいしく食べられるカレー」は、名前の通り温めなくても美味しく食べれるレトルトカレーなのです。
※料金は販売先によって変動している可能性があります。念のためご購入前に料金をご確認ください。
温めずにおいしく食べられるカレーは普通のレトルトカレーとは何が違うの?
グリコの「温めずにおいしく食べられるカレー」には普通のレトルトカレーとは大きく違う特徴があります。それが以下の2点です。
・植物性油脂を使用しているので温めずに食べられる
・賞味期限が長い
では、一つずつ説明していきます。
まずは、植物性油脂を使用している点です。植物性油脂とは代表的な例でいうとサラダ油です。サラダ油って常温でも液体を保っていますよね。一方、牛脂や鶏の脂などは常温だと固形です。
この点の違いが、「温めずにおいしく食べられるカレー」が常温でも食べることが出来る理由なのです。
そして、「温めずにおいしく食べられるカレー」は非常食用として備蓄できるカレーとして開発されています。そのため、賞味期限が3年と長いのが特徴です。
ちなみに通常のレトルトカレーの賞味期限は約1年半程度です。つまり「温めずにおいしく食べられるカレー」は倍の長さの賞味期限ですので、備蓄するにはもってこいなのです。
「温めずにおいしく食べられるカレー」を実際に温めずに食べてみたレビュー
本当に温めずに美味しく食べることが出来るのか試してみました。さらに今回はカレーと一緒に食べるライスも水から戻したアルファ米を用意しました。「アルファ米を水で戻して食べた記事はこちら」です。
ちなみに「温めずにおいしく食べられるカレー」は温めてももちろん美味しく食べることが出来ます。温め方は普通のレトルトカレーと同じですね。
箱の中身は普通のレトルトカレーです。常備用としっかり書かれています。
お皿に盛りつけました。非常時はアルファ米の袋にそのままカレーを入れてもいいと思います。ちょっとご飯の量が多かったです^^;
具材はニンジン、じゃがいも、お肉(パッケージ見たら豚肉のようです)が入っています。玉ねぎも飴色たまねぎがルーの中に入っているようですが、存在は確認できませんでした。
味の感想
実際に常温のまま食べてみた感想ですが、普通に美味しかったです。確かに冷たいカレーって違和感があるので、変な感じはするのですが、味や舌触りは普通のカレーと何ら変わりはありませんでした。
植物性油脂を使ったカレーだよって言われなければ、そんなことなんて分からないと思います。
半分程度食べたところで、電子レンジで温めて食べましたが、もちろん美味しかったです(笑)やっぱりカレーは温かい状態で食べるのが一番です(笑)
ただ、非常時にはとても心強いアイテムになると思います。
※料金は販売先によって変動している可能性があります。念のためご購入前に料金をご確認ください。